■ ID
| 1061 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 10種の作物に対するオゾンのクリティカルレベルの検討
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■ 著者
| 米倉哲志
埼玉県環境科学国際センター 篠原慎弥
東京農工大学大学院 伊豆田猛
東京農工大学大学院 河野吉久
電力中央研究所環境科学研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本農業気象学会2010年全国大会、平成22年3月18日 |
■ 抄録・要旨
| 本研究では、オゾン濃度が比較的高い都市近郊地域で栽培されている10種の農作物の収量に対するオゾンの影響とその種間差異を調べた。その結果に基づき、農作物保護の観点から考えた場合の適正な(許容できる)オゾンレベルについて検討するために、オゾンのクリティカルレベルなどの評価を行った。
その結果、オゾン感受性に種間差異が認められ、サラダナ>シュンギク≧ハネギ≧サントウサイ≧イネ(コシヒカリ)>タアサイ>ハツカダイコン≧コカブ>コマツナ>チンゲンサイの順にオゾン感受性は高かった。また、日本の都市近郊で栽培されている比較的オゾン高感受性の農作物を対象としたオゾンのクリティカルレベルは、欧州と同等の1ヵ月のAOT40値で約1ppm・hが妥当な値ではないかと考えられた。
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